macでインフォマティクス

macでインフォマティクス

NGS関連のインフォマティクス情報についてまとめています。

evaluation tool

K-mer分析ツールキット KAT

ハイスループットの全ゲノムショットガン(WGS)データセットの迅速な解析は、大きなサイズが生み出す複雑さのためにチャレンジングである(Schatz et al、2012)。 WGSデータを分析するためのリファレンスが不要なアプローチは、基本的な品質、リード長、GC…

シーケンスデータからk-merスペクトラム分析を行う GenomeScope

ハイスループットシーケンシングにより、新規ゲノムのシーケンシングが日常的に可能になっている。しかしながら、これらのゲノムの最も基本的な特徴、例えばサイズまたはヘテロ接合率などは、最初は未知であり、例えばリードマッパー、デノボアセンブラ、SNP…

構造変化が起きた部位のマッピング状況を出力する samplot

samplotはbamやcramを入力として、SVの起こった領域の図を出力してくれるツール。vcfからの一括描画にも対応しているため、variant call format(VCF)を出力したら、そのままsamplotに送るようなスクリプトを書くことで、推定SV全てを目視で簡単に確認でき…

アセンブル結果をリファレンスと比較して構造変化などを可視化するAssemblytics

デノボゲノムアセンブリは、ロングリードシーケンシングおよびマッピングの進歩により、大きなゲノム上でますます扱いやすくなってきており、生物の系統樹全体にわたるより高品質でより数の多いリファレンスがもたらされている(Lee et al、2014; Roberts et…

アセンブリ結果を評価する CGAL

ゲノムアセンブリは、元のゲノムを再構成するために、ショットガン配列決定によって産生されたDNA配列の断片を合併するプロセスである。アセンブルの問題は、多数の式からNP困難であることが知られており[論文より ref.1〜3]、またシーケンシングエラー、実…

メイトペア情報を使いスキャホールドの誤りを検出する NxRepair

ゲノムのde novoアセンブリの一般的な方法は、de Bruijnグラフ(論文より Compeau、Pevzner&Tesler、2011)の構築に基づく。最も単純なケースでは、グラフはシングルエンドリードから構成されるが、シングルエンドのリードだけでは、de Bruijnグラフをもつ…

PCR duplicationの割合を推定する PCRduplicates

PCRはNGSのライブラリー調製プロトコールにおける重要なステップである。 PCR前のライブラリー中のユニークなDNA鋳型分子の数が少ない場合、またはユニークなDNAフラグメントを減らすライブラリー調製過程がある場合、いくつかのフラグメントは複数回シーケ…

RNA seqのクオリティコントロールツール RSeQC

RSeQCはクオリティ、GCバイアス、PCRバイアス、ヌクレオチド組成バイアス、シーケンスのデプス、strandの特異性、カバレッジ均一性およびゲノムのfeature上のカバレッジ分布など、RNA-seq実験を総合的に評価するパッケージ。SAMとBAMを入力として利用できる…

RNA seqのクオリティチェックツール QoRTs

RNA-Seqは特定のバイアス、エラー、アーチファクトを受けやすく、堅牢で包括的なクオリティコントロールが必要である。QoRTsは幅広いクオリティ分析マトリクスを出力する多機能ソフトウェアパッケージ。様々な角度からRNA seqデータの分析を行い、1つの図で…

イルミナのランディレクトリを分析する CheckQC

CheckQCはイルミナのdemultiplexした後のランフォルダを分析し、これ以上の解析に意味が必要か、意味がないか素早く調べることができるツール。基準を満たさないメトリックについての警告を返し、ランパフォーマンスを迅速に評価する。既存のワークフローに…

シングルセルシーケンスのカバレッジバイアスを見積もる Preseq

単一細胞レベルで変異を調べるには、単一細胞のシーケンス決定技術が必要になる。このシングルセルシーケンスの技術は、腫瘍細胞のシーケンスや未培養の細菌集団の細胞の多様性を調べるような研究にも用いられてきた。また、着床前遺伝子診断などに利用して…

ペアエンドリードを使いミスアセンブリを検出する misFinder

ミスアセンブルを検出するツールにはQuest、GAGEなどがあるが、これらのツールはミスアセンブルとリファンレスの違いを区別せず全て報告する。そのため、ミスアセンブルのみを検出するには通常さらなる工夫が必要になる。 一方、CGALやALE、REAPRはDe novoの…

リードをマッピングしてゲノムアセンブリの精度を評価する REAPR

REAPRは、リファレンスゲノムを使わずゲノムアセンブリの精度を評価するツール。カバレッジおよびインサートサイズの分布などのマッピング情報を分析して、ミスアセンブリの位置が特定される。 誤ったアセンブリはレポートされ、新しいアセンブリが出力され…

de novo transcriptome assembliesを評価する rnaQUAST

rnaQUASTはde novo transcriptomeのアセンブルパフォーマンスを比較するツール。リファレンスゲノムやtranscriptsのカタログにアセンブルした配列をアライメントし、様々な統計データをPDFで出力する。リファンレンスの遺伝子情報(gtf)がない時でも、ラン…

RNA seqのクオリティチェックツール QoRTs

RNA-Seqは特定のバイアス、アーティファクトを受けやすく、 堅牢で包括的なクオリティチェックが重要になる。とくにサンプル調製、ライブラリー作成、またはシークエンシングのエラーは、 予期せぬアーティファクト、バイアスを引き起こす。適切に処理できる…

様々なバイオインフォマティクスツールの分析結果を1つに集約して分析できる MulitiQC

今まで様々なNGSの評価ツールが発表されてきたが、それらは特定のデータを評価するものであり、プロジェクト全体で品質評価(クオリティチェック)するためのツールがなかった。プロジェクト全体で一貫した品質評価ができないと、チェック漏れが出てしまう恐…

Feature response courveによりアセンブルを評価するFRC_align

アセンブルのパフォーマンスを表す指標として N50やコンティグの数などがよく用いられているが、アセンブルの精度はこの値には反映されていない。FRC_alignは、Feature response courve: FRC(FRCを使ったアセンブル評価)を計算出力することで、異なるツー…

DNAでもRNAでも使える、複数サンプルのマッピングを同時比較できるGUIツール Qualimap2

公式サイト http://qualimap.bioinfo.cipf.es ユーザーマニュアル http://qualimap.bioinfo.cipf.es/doc_html/index.html ワークフロー http://qualimap.bioinfo.cipf.es/doc_html/workflow.html CUI環境でのラン。 http://qualimap.bioinfo.cipf.es/doc_htm…

リファレンスを使わないRNA seqのアセンブル評価ツール RSEM-EVAL

contigの豊富さや、N50のような測定法は、アセンブルの精度を反映していない点が問題となる。RSEM-EVALは、アセンブリのコンパクトさやRNA-Seqのシーケンスデータからアセンブリの質を調べるなどして、複数の要因から単一の評価スコアを算出する方法論。デー…

RNAseqのロングリードのアライメントの評価ツール RNAseqEval

ロングリードを使ったRNA seqはまだ情報が少ない。Evaluation of tools for long read RNA-seq splice-aware alignment.というタイトルのこの論文では、PacBioとONT Minionを使い、エラーの多いロングリードがアライナーの種類によってどう扱われれるのか、…

異なるk-merの割合を計算し、エラー率推定やゲノムサイズ推定に使える KmerStream

KmerStreamは異なるk-merの数を計算する方法論。シーケンス業者のクオリティに依存せず純粋にk-merの頻度からエラー率を見積もることができるため、上手く使えばシーケンスの品質管理などに使用することができる。サンプリングを行うためメモリ使用量が少な…

アセンブル結果の分析および統合を行う CAMSA

様々な計算技術および湿式実験技術を利用して、ドラフトゲノムからゲノムを再構築する方法が多数存在するが、それらはアセンブリの一部のみを生成する。したがって、異なる方法によって作製されたアセンブリ結果を比較し、併合することが重要となるが、手動…

qplotでマッピングを評価する

qplotはマッピング結果の統計情報を出力したり、empiricalなクオリティスコアとマッピング結果から求めたベースクオリティスコアの差などをグラフ化したPDFを出力することができる(既知SNPsファイルが必要)。クオリティの低い塩基(バーコードとか)が残っ…

QUASTでアセンブル結果を評価する

QUASTはspadesアセンブラで有名なAlgorithmic Biology Labが発表した、リファレンスとのアライメントからアセンブルの出来を評価するツール。web版とコマンドラインでランするローカル版がある。 QUASTマニュアル ダウンロード http://bioinf.spbau.ru/quast…

FastQValidatorでfastqデータを検証する。

FastQValidatorは、fastqのフォーマットを検証しておかしなリードが含まれるのか調べることができるツール。具体的には、1つだけファイル名がおかしかったり(ヘッダーが@で始まっていないとか短すぎるとか)、数塩基しかないようなリードが混じっているか…

アセンブル結果をリードのアライメントパターンから評価する TransRate

Translateはde novo transcriptomeの精度をリードのアライメントのされ方などから評価するツール。発表は2016年だが、すでにいくつかのペーパーに引用されている。BUSCOとTransRateでcore gene数とエラー率を見積もり、アセンブルの精度を担保した上で進める…

アセンブル結果をCore gene setの検出数で評価する BUSCO

ゲノムのアセンブルやde novo transcriptomeの評価手法の1つに、Core gene setがアセンブルされた配列の中にどれだけあるか調べる方法がある(core genesは構成的に発現していると考える)。そのようなツールとしてCEGMAがよく知られている。CEGMAはversion…