macでインフォマティクス

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HTS (NGS) 関連のインフォマティクス情報についてまとめています。

プロトコルを共有する Bio-protocol Exchange

 

Bio-protocol Exchangeは、Bio-protocolジャーナルの姉妹プラットフォームサイト。研究者がプロトコルを議論したり、実験手順を共有する場として公開されている。実験プロトコルだけのプレプリントサーバーとしても機能している。

 

 

editorial team

https://bio-protocol.org/exchange/editors

オーサーガイドライン

Bio-protocol Exchange, a platform for researchers to find, share and discuss life science protocols

 

HP

Bio-protocol Exchange, a platform for researchers to find, share and discuss life science protocols

 

生物学実験のプロトコルについて質問・共有、意見交換したり、バイオインフォマティクスの実験プロトコルを検索することができる。

 

上のメニューからはBio-protocolジャーナルにもリンクしている。

 

ここではprotocolのページからmakerと検索してみる。補足すると、このMAKERは真核生物のアノテーションパイプラインで様々なツールを統合している。 ab initio遺伝子予測、エビデンスベースの遺伝子予測、EVMによる結果の統合、ゲノムブラウザ使用など柔軟に対応する。しかしその分ベストプラクティスなワークフローを見つけるのは簡単ではなく、スモールラボなどで情報交換が難しい人にとって、適切な使い方を習得するまでの労力が大きくなってしまっている。

 

4816ヒットした。Peer-reviwedはBio-protocolジャーナルから出版された論文へのヒット。右のConsiceがプロトコルや質問の検索結果。



検索結果は右上のsort byからソートできる。

 

 

1つ開いてみる。上に論文へのリンクが張ってあり、すでに論文になっている研究のプロトコルであることが分かる。DOIもついている(引用可能であり、削除することはできない)。

質問もできるようになっている。”明確で、具体的、かつ簡潔な質問をお願いします”と注意書きもある。

 

あまり情報が見つからない(バイオ)インフォマティクスの実験プロトコルを探すためにも利用できると思います。アクセスしてみてください。